ポケモン金銀のバーチャルコンソールが2017年の9月22日に配信されたわけですが、ちょっとずつ進めて10日ぐらいで四天王をクリア(通常クリア)したのでレビューします。
このゲームはオリジナルはゲームボーイカラー用ソフトとして1999年11月21日に発売されたのですが、個人的には今でも全然遊べる名作だと思いました。
それではレビューのほうしていきます。
ゲーム画面に色が付いた♪
前作のポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウVer.ではゲームボーイ用ソフトとして発売されたので白黒の画面でした。
一応スーパーゲームボーイやレトロフリークで遊ぶ場合は最低限の色は付いたんですけど、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで出たときは白黒でした。
個人的には子供のときはスーパーゲームボーイで遊んでいたので、こっちの仕様で出してほしかったんですけどね。
ちなみに海外の限定ニンテンドー2DSにプレインストールされているタイプだと画面に色が付いていたみたいです。
今回のポケモン金銀VCではなんと色がついているので、どのポケモンも可愛いですね♪
ちなみに今の作品と一部が色が違うポケモンがいますが、それはそれで時代を感じますね。
やっぱりゲームはカラーじゃないと!!
金銀オリジナルではルージュラの肌が黒だったのですが、VCでは海外と同じで紫に修正されていましたね。
ポケモンに性別がつくようになった!
前作ではニドラン♂・♀にしか性別は無かったのですが、今作ではほとんどのポケモンに性別が付きます。
性別が付いていないのはポリゴン等の人工的に作られたポケモンや、ホウオウやルギア等の伝説のポケモンですね。
ちなみに前作から今作にポケモンを送ってきた場合も性別が付きます。
詳しくは理解していないのですが、性別の判定は個体値によって分かれるみたいですね。
ポケモンのタイプによる不公平さが緩和された?
分かりやすく言うと、前作ではエスパーポケモンが強すぎてほぼ一強状態だったのですが、今回はエスパータイプにべらぼう強い悪タイプが登場しました。
これによってミュウツーやフーディン等のエスパータイプのポケモンがそこまで強いポケモンってわけでもなくなりました。
それでも全然強いんですけどね♪
他にもいろんなタイプの耐性がある鋼タイプが登場したり、前作では不遇タイプだった炎タイプが鋼タイプに強くなったりでバランスがよくなったと思います。
ちなみにこれ以降でタイプが追加されたのは、金銀発売から14年後のポケモンXYまで実装されなかったので、もし次タイプが追加されるとしたら、更に14年後の2027年の作品になるのかなw?
ポケモンにタマゴを産ませて増やすことが出来るようになった!
今作からほとんどのポケモンに性別がついたのですが、ポケモン育て屋さんに同じタマゴグループの♂と♀、もしくは♂or♀とメタモンを預けることでタマゴを産ませることができます。
そしてそのタマゴが孵化されると、♀のポケモン(メタモンと預けた場合はメタモンじゃないほうのポケモン)がLV5の状態で産まれます。
基本的には伝説のポケモン以外は孵化によってポケモンを増やすことが出来ます。
前作ではサファリゾーンでなかなか捕獲出来なかったケンタロスやガルーラ、プテラやオムナイト等の化石ポケモンもタマゴで増やすことが出来るので便利な世の中に一歩近づきました。
但し、ポケモン金銀の孵化は現在のポケモンサン・ムーン等の孵化と違って、かーなーり!産まれにくいです。
タマゴが出来るスピードも出来ないときは体感10分ぐらい出来なかったと思います。
サン・ムーンだったら最短10秒ぐらいでタマゴが出来ることがあるんですけどねー。
あとタマゴを受け取ってから孵化するまでも、この時代は丸いお守りも特性:炎の体も無いので、めっちゃ時間がかかります。
それでもこの時代では画期的なシステムだったのです。
ちなみに色違いメタモンと預けた場合は1/64の確率で色違いのポケモンが産まれるので、もしよかったら孵化してみて下さい。
自由度が高いので好きなところに行ける
この時代のポケモンは今のポケモンの作品と違って、あっち行けこっち行けって命令されないので、基本的には好きなところに行けます。
例えば4番目のジムリーダーを倒したら、次は5、6番目をすっ飛ばして7番目のジムリーダーに挑むことが出来ます。
あとこの時代は強制ムービーや伝説ポケモンがストーリーにさほど関わってこないので、伝説ポケモンは落ち着いたらクリア後に捕獲しようっと♪ってことも出来ます。
今のポケモンを制作してる人達には一度、昔の作品をプレイし直して欲しいですね。
クリア後に前作の舞台カントーに行ける!!
ポケモン金銀の四天王をクリア(通常クリア)をすると、カントーに行くことが出来ます。
そしてカントーには前作に登場したジムリーダーに挑戦することが出来ます。
カントーの街も基本的にはそのまま登場するので、前作をプレイされた方はメッチャ感動すると思います。
ただ金銀の場合はカントーはあくまでもオマケなので、中身がすっかすかだなーって思うところもありました。
前作で入れたところが入れなかったり(サファリゾーン、地下のロケット団のアジト等)、道路にいるトレーナーが極端に少なかったりしたからです。
だからといってトレーナーがメッチャいたらそれはそれでダルいですけどねw
あとちなみに勘違いされている方が多いので一応書いておきますが、金銀ではミュウツー、サンダー、ファイヤー、フリーザー、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネはゲット出来ません。
金銀のリメイクのポケモンハートゴールド・ソウルシルバーならこれらのポケモンが入手出来るんですけどね。
完全版の完全版をプレイされたい方はニンテンドー3DSでも遊べるハートゴールド・ソウルシルバーを是非プレイしてみて下さいね。
準伝説のポケモンのスイクン・ライコウ・エンテイのゲットが面倒!
前作の準伝説のサンダー、ファイヤー、フリーザーは洞窟等にポツンと立っていて、話しかければ戦闘に入ったので事前にレポートを書いておけば(セーブしておけば)何度でも捕獲チャレンジが出来たのですが、今作ではスイクン・ライコウ・エンテイの3匹はジョウト地方をあちこち走り回るので遭遇しにくいってのと、あと遭遇してもすぐ逃げるので子供だったらなかなかゲット出来ないんじゃないかなと思います。
遭遇の簡単な方法は、手持ちの先頭をレベル30~39のポケモンにして、虫除けスプレー等のスプレーを使って、エンジュシティの左側の最初の草むらを2~3往復して、出現しなかったらエンジュシティに戻って再度左側の草むらに入る、出現しなかったらエンジュシティに戻って以下繰り返しをすればいずれ遭遇出来ます(実験済み)。
詳しい理論はこちらの記事にありましたのでよかったらどうぞ→3犬捕獲について
1度でも遭遇出来ればポケモン図鑑に登録出来るので、そのポケモンの分布から今どこにいるかを把握出来ますが、すぐにあちこち移動してしまうので、上のエンジュ往復法で遭遇するのが一番楽だと思います。
マスターボールを使えば1発で捕獲出来るのですが、通常プレイでは1個しかもらえないので、安全な方の道具増殖バグを使って増やしておくのが良いと思います。
詳しい方法は自分でググって下さい。
最後に
個人的にはゲームボーイの中では一番好きなゲームだと思います。(少なくともRPG部門では)
ただ容量の関係でスカスカな部分はありますが、それは10年後ぐらいに出たポケモンハートゴールド・ソウルシルバーにて補完されているのでそちらもプレイされると良いと思いますよ。
今回のバーチャルコンソールではポケモン金銀の完全版のポケモンクリスタルがなぜか発売されなかったのですが、こちらはいずれ発売されたりするのかな?
プレイ動画
四天王をクリアして、カントーに上陸したところまでプレイしました。
個人的には満足したので、真クリアまではやらないかもしれません。